●2006.夏―九州編―
タイトルの通りです。今年の夏へ、情報を落とさせて頂きます。
(多くの人にとって、おそらく一番身近な神奈川、東京、千葉・・・などの関東勢については4回後位までお待ち下さい。)
九州
九州には8地区あります。まず福岡県。
春季大会は久留米商業が制しました。が、決定的に力があるというチームではありません。八幡、筑陽学園、柳川らが絡んでくるのは間違いないでしょう。混戦です。最大8戦を戦う地区ですから、投手力より打線の力が重要になってくるでしょう。
佐賀は選抜出場の伊万里商業に本命の二重丸が付いています。対抗には春季大会優勝の鳥栖。とかく公立が強い土地ですから佐賀商業、鳥栖商業のようなチームが勝ちあがる可能性もあります。
長崎はご存知選抜準優勝、清峰が頭1つリードです。対抗には長崎日大、波佐見ら。ただ投手力の差は歴然で、順当に行けば清峰の3季連続出場が見えてきます。
大分は予測しろというのが酷です。春季大会は大分豊府が優勝しましたが…。柳ヶ浦、日田林工も怖いし…。わかりません。あらかじめ謝罪します。
熊本に熊本工業あり。本命です。粘り強い打線は伝統の力。近年力をつけてきた私立勢に気をつけたい所です。ルーテル学院、九州学院、鎮西など。ルーテルが出場になると甲子園に2年連続、カタカナ高校の登場になります。
宮崎には選抜出場の延岡学園がいます。都城東、日南学園、宮崎日大などが今夏は上昇気運の様子。しかし、延岡学園の優勢は変わりません。総合力で上回っています。
長らく三強支配が続いた鹿児島。しかし、勢力図は間違いなく変わりつつあります。昨春選抜準優勝、神村学園です。今年の春季大会も制しました。昨年は決勝で樟南の前に涙を飲んだ神村の復活なるかが注目されます。三強、鹿児島実業、商業、樟南との激突です。
八重山商工に三重丸の沖縄。大嶺はドラフト1巡が確定的な右腕、打線も大型です。甲子園に出れば優勝候補の一角となるでしょう。対抗は中部商業に沖縄尚学。全国最初に始まる沖縄には注目が集まります。
7月には朝日新聞社の高校野球ページで地方大会予選結果が見れます。注目しましょう。