2006年08月01日

●第88回全国高等学校野球選手権大会 優勝候補分析

 8月3日に抽選会が行われる。もはや寝ている暇はない!!という事で私の今大会の戦力分析と共に、上位の力を持つであろうチームを紹介する。

横浜(神奈川)

 誰が何と言おうと、選抜の覇者、史上初めて2度目の春夏連覇を狙う横浜が現段階では日本一強い。打線の破壊力は近年で言えば一昨年の駒苫や優勝した時の日大三、智弁和歌山に並ぶ水準で、投手も全国トップクラスを2人以上有する。攻走守に隙はなく春夏連覇に視界良好だ。

駒大苫小牧(南北海道)
まともにぶつかって横浜を倒せるのは73年ぶりに3連覇を狙う駒苫であろう。ただし、田中が連投する前に当たる、というのが条件である。最高水準のゲームを見るには少なくともベスト8でぶつからなければ不可能だ。勿論、決勝で見たいという感情はあるが、そうなった場合は優勝は横浜の頭上に輝くであろう。
 
早稲田実(西東京)

 こちらも早い段階で横浜と当たらなければいけないが、エース斉藤のベストピッチであれば横浜打線を5点以内に押さえこめる。打線が粘り強く横浜・川角を攻略できれば勝機は見える。不安は、接戦には強いが大勝するのは苦手という事か。格下相手にも足をすくわれかねない。

 以上だけがベスト3ではない。他にも・・・。

八重山商工(沖縄)
清峰(長崎)
関西(岡山)

 3チームにはそれぞれ、大嶺と金城、有迫と富尾、中村とダース、という2枚の強力投手陣がそろう。流れが悪い場合にも対応が効くというのは一発勝負の高校野球ではなくてはならない戦力だ。

智弁和歌山(和歌山)
今治西(愛媛)
県岐阜商(岐阜)

3チームは打線が看板だ。特に智弁は甲子園に照準を合わせて地方大会では練習しながら戦うというハードな日程を消化してきた。この1週間でどう調整してくるのか、見物である。

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