●「ニート」って言うな!
著者:本田由紀、内藤朝雄、後藤和智
光文社/310P
※ニート擁護本ではありません。ニートとは何か、その問題自体を考える本です。
述べられているのは大きく分けて下の3つ。
NEET(=Not in Education, Employment or Training)という言葉の持つ本来の意味と、日本で言われる「ニート」とは大きく違います。日本でも昔から「NEET」はいました。そしてその数は今もそんなに変わりません。ではなぜ、「ニート」が増えているのでしょうか。
社会の中のニートとはいったいどのような存在なのか。ニートが生んだ事件、社会現象が、現実としてどのように現れているのか。
ニートという言葉はいつごろから広まったのか。そしてまた、どのように広まったのか。
以上の3つを3人の著者がそれぞれ担当されています。内容を簡単に言うと…
「NEET」を理解せずして「ニート」は語れない。「ニート」を批判するなら「ニート」を知ってから!
ということですかね。
23009p/42195p