2006年12月06日

●「ニート」って言うな!

著者:本田由紀、内藤朝雄、後藤和智

光文社/310P

※ニート擁護本ではありません。ニートとは何か、その問題自体を考える本です。

述べられているのは大きく分けて下の3つ。

NEET(=Not in Education, Employment or Training)という言葉の持つ本来の意味と、日本で言われる「ニート」とは大きく違います。日本でも昔から「NEET」はいました。そしてその数は今もそんなに変わりません。ではなぜ、「ニート」が増えているのでしょうか。

社会の中のニートとはいったいどのような存在なのか。ニートが生んだ事件、社会現象が、現実としてどのように現れているのか。

ニートという言葉はいつごろから広まったのか。そしてまた、どのように広まったのか。

以上の3つを3人の著者がそれぞれ担当されています。内容を簡単に言うと…

「NEET」を理解せずして「ニート」は語れない。「ニート」を批判するなら「ニート」を知ってから!

ということですかね。

23009p/42195p

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